清ら三線通信Ⅱ

　故郷中津の隣町(吉富町)の三線作り名人宅を
再訪。あの赤ウマを求めて。

　氏の製品ボックスから選んでいると、ひときわ
赤の漆が効いたものがあった。
「煤竹の一番よいところで作ったものなので、
天部分にも赤漆塗りを施した。もうこれだけしかない」と
名人。

　その名前は赤ウマの中でも最高級作品「丹頂」だ。
ネーミングも妙なり。有りがたく頂いた。