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2009年10月06日

工工四とタブ譜

 三線練習で最初に戸惑うのは「調弦」(ちんだみ)と
「工工四」。漢字が並ぶ楽譜である工工四には特に
困惑するのが普通。覚えられるのか?と不安な気持ちに
なります。声楽譜などはまず読めないのが当たり前。

工工四とタブ譜

 先日、興味深い楽譜を見せてもらいました。写真参照。
すでにご存じの方は多いでしょうが、三本線(男弦、
中弦、女弦)の上に「0、1、2、3」が並んでいる。
(例えば男弦に0なら「合」になるわけだ。)
 勘所を視覚的に示しているので、初心者でも押さえる
ポイントがわかりやすい。
こんな楽譜があるとは
今の今まで正直知らなかった。
 

”そういえば、ビギンが考案したというギターのコードも
数字で押さえるポイントが書いてあったなあ”なんて考えて
いたら、ギター経験者の三線仲間から「タブ譜では?」
という指摘をもらった。

 工工四を頭に入れてしまった当方には不要だが、確かに
このタブ譜は合理的だ。ちなみに、工工四をドレミに
直して三線練習する人も私の周囲には多いです。

でも凄いと感心するのは「先達の手の動きを見てすぐに
音をとれる」人です。工工四要らず。更に凄いと感じるのは
「CD聞くだけで音をとって再現できる」人です。(例えば、
「かりゆしの夜」の間奏部分の早弾きをCD聞くだけで
弾ける人)

 私などは足下にも及ばない人々です。そんな素養もない
私のような人は練習するしかないという当たり前の結論に
達しました。


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