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2020年11月06日

ホークスリーグ優勝と内川退団の「理由」推測

 ホークスがリーグ優勝を果たした。本当に良かった。
2年連続V逸していた工藤監督は球団からリーグ優勝を
厳命されていた。もし、V逸なら自ら辞任を申し出ていただろう。

 今シーズンは、これまでの「独裁」的なチーム運営を
改め、コーチともよく相談して、優勝に導いた。特に
残り20試合を切った時点での連勝は、特筆に値する。
終盤に失速する従来のパターンを払拭したのだ。
投手との相性、疲労を考慮した選手起用も功を奏した。

 しかし、一つだけ残念なのは、功労者内川の処遇だった。
今年ダメなら潔く引退する意向だった内川を最後まで
一軍に呼ばなかった。バレンティンが不調で二軍降格の時こそ
内川を呼びチャンスを与えるべきだったのに。

 呼ばなかった「理由」には諸説あるが、どの説にも納得
できるものはない。昨年は長谷川を長く「塩漬け」にしていた。
長谷川選手は選手会長時代に采配などについて選手の思い
を伝えたことで工藤に疎まれたためと言われるが、今年は
一軍でそれなりの場所を与えられている。

 内川は、選手と監督の立場をわきまえている根っからの
常識人である。彼を悪く言う野球人はいないと思う。昨年は
ここぞというところで、監督のサインで送りバントを決める
内川。それに最敬礼する工藤、そんな関係だった。

 では、何故に?
工藤監督は「チャンスを与えることができなかったのは
すまなかった」と言っている。ここにヒントがあると
私は考えている。内川は「DHかファーストしか守れないから
ユーティリティさがない」から使えなかったという表向きの
話があるが、それならバレンティンも同条件だ。彼はDHか
レフトしか守れないのだから。

 内川を使いたくても使えなかった本当の理由は
「バレンティンの契約内容」にあったのでは?と私は勝手に
推測している。これは表には出せないものだ。つまり、
メジャーによくある「本人の同意なしにはファームに落とせない」
とか「年間出場試合数保証」などだ。
これはあくまで推測にすぎないが、あり得ない話しではない。

 王会長は内川が出場した最後の二軍戦を見届けている。
王会長は「九州の球団で引退したかった」と吐露した
内川に「すまなかった。自由契約にはなるが、必ずホークスに
指導者として戻ってきてほしい」と言ったはずだ。

 ホークス常勝をもたらした功労者の内川の退団の決断を
私は断固支持する。小久保も言ってる。「この経験は
将来必ず役に立つ時がくる」と。

 何年後かはわからないが新監督に下で打撃コーチとして
戻ってきてほしい!!切なる願い!


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Posted by 鷹ぬ鳥 at 10:20│Comments(0)ホークス
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