清ら三線通信Ⅱ

　橋下さんのわがままで大切な税金が
不当使用される今度の市長選。

　公示後には色々とややこしくなるので
今のうちに、言いたいことを言っておくことに
する。

　今回の選挙は「税金の無駄使い」との
批判がある。もっともだ。「選挙の大義がない」という
批判も少しだけあたってる。

　一番批判すべきは、橋下さんの姑息さだ。
誰が立候補するのかわからないが、投票率は
低いだろう。そんな中で「民意を得た」などと
見栄をきろうとする橋下さんの目論見は見え見えだ。

　橋下さんが「都構想」を実現しようというなら
市長選ではなく、市議会を解散にもって
いけばよいのだ。何故なら、都構想に抵抗
して住民投票に持ち込めなくなったのは
市議会の野党勢力の所為なんでしょう？

　確かに市議会が市長不信任決議を可決したり
信任決議を否決したわけではないから、
対抗措置として「議会解散」はできないのは
わかる。

　でも、市議会リコールを求める住民直接請求を
することはできる。橋下さんや維新所属の議員や
支持者は「市議会リコールの直接請求署名運動」を
するのが筋ではないか！これは、税金を使うことは
ない。

　直接請求は有権者の三分の一で可能だが、
集められるとも思っていないのだろうか？

　仮に直接請求が可能になり、住民投票で
解散となれば、市議会選挙になる。

　でも、維新は、今以上の議席を確保できるとも思っていない
のだろう。今以下になることは必至かも？

　だから、橋下さんとしては「市長選」ということになる。
これを姑息と言わずして他にどんな表現が
あるだろう？