清ら三線通信Ⅱ

　11/21「日本維新の会」の橋下徹代表代行が大阪府での街頭演説で
総選挙について、
「惨敗したら、もうこういう挑戦はやめる。2度も3度もできない」、
「カネもなく、力もなく、組織もなく、看板もない。
そんな日本維新の会が国政に挑む。皆さんの力だけで、
われわれははい上がっていく」と述べたそうだ。

　彼は演説では政策を語らないとことを原則にしている。
自身が吐露してる。なぜか、政策を語ると自分が新自由主義者で
99％の庶民と敵対する側ということが明らかになるからだ。

　当選すると「私の主張が支持された」と選挙公報にも
書かれていない政策を強行する。彼にとれば選挙は
国民の「白紙委任」をとるセレモニーと考えている。

　デマゴギー（嘘も何万回も言えば本当になる）を振りまき
大衆宣伝を使って選挙に出て権力を握る。この手法を
「ファシズム（ハシズム）」という。ヒトラーもデマゴギーで
合法的に政権をとり「ファシズム」を完成させたのだ。
　しかし、今の国民はそこまで「アホ」ではない。

　先ほどの演説で一つだけ嘘を指摘しておきたい。
かれは財界の支援がほしくて関電八木会長と大飯再稼働で手打ちした。
「企業献金」もＯＫにした。
これだけでも「皆さんの力だけで」というのは嘘だよ。

　歴史的教訓を再確認しよう。
ヒトラーは嘘で嘘を塗り固める手法（デマゴギー）で権力を握った。