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2012年11月29日

大阪市放射能がれき焼却抗議アクション報告転送

舞洲焼却場へ抗議行動に出かけた知人からのメールを紹介します。

○○です。

 本日(29日)朝、焼却場(大阪市環境局舞洲工場)に行って、抗議の
サイレントアクションをしてきました。

JR桜島線(JRゆめ咲線)ユニバーサルシティー駅の一つ先、JR舞洲駅で
下車。隣接するすぐ横がUSJ。
「こんなに近いんだぁ」と、今更ながらの驚き。
駅前で舞洲アクティヴバス(北港観光バス株式会社)に乗り、バス停1つ近づく
と、オーストリアの芸術家、フンデルト・ヴァッサー氏の壁画がガーンと
目に入ってきした。近くで見るのは初めての経験です。
それ自身はすばらしいデザインなのでしょうが、周りの工場地帯の殺風景な建物
のとのバランスがどうかなぁってな感じ。

8:30前に、バス停「環境局前」で下車。正門はすぐ近く。
正門前では、すでに、Fさん(放射能からいのちを守る東大阪の会)が職員と何
やら話しをしていました。
正門の内外には20人以上の職員が白いヘルメット姿で待機。
正門前の少し離れた所にケーサツが4人。
内2人は、関電前かどこかで見たことのある顔。
帰り際、遠慮勝ちに「どちらの団体ですか?明日は関電前に来るのですか?」と
尋ねてきたところから、関電前で見かける顔なのでしょう。

『燃やさないで!放射能ガレキ STOP!11月試験焼却』の横断幕(この間、
パレードや昨日の市役所前アクションで活躍した紙製の横断幕)と、昨夜やっつ
け仕事で作った『放射能がれき、試験焼却抗議!』のゼッケン、Fさん手作りの
イラスト入りプラカードを準備。
はじめの内は、職員・工場・ケーサツに向かって黙って立っていましたが、途中
から道行くトラック、乗用車の運転手の目を見て、手を振って、アピール。
思いのほか、会釈を返して下さる運転手が多く、何やら少々胸が熱くなるものが
ありました。

(中略)

 テレビ局、新聞社のスタッフ、記者がタクシーで乗り付けてきます。
結構、多かったようです。
TVカメラは入れ替わり立ち替わりで5、6台。それぞれに複数のスタッフ。
新聞記者とカメラマン。市役所記者クラブで見かけた、記者もいました。
サイレント抗議を続ける私たちにカメラを向けていましたが、市側が中の試験焼
却を見せ、広報するために集めたのではないかと思いました。

焼却が始まる時間になると(予定より遅く、9:45頃)次々と中に入って行き
ました。

私たちは、9:45で、撤収。

帰りの市バスを待つ間、市の職員と雑談。○○工場からの応援部隊の方でした。
私の方から、新潟市では受け入れが止まっている事実―公害防止協定に反して放
射能ガレキ受け入れを強行しようとした新潟市に対して、地元自治会が十分な説
明を求めてストップさせている事実を伝え、翻って、舞洲工場の地元自治会の理
解はどうなっているのかを尋ねました。
 一般論として「そこが一番大事です」との答え。そんな場合、自治会長などを
対象とした特別の説明会が開かれるわけではなく、説明会は市民・住民対象の説
明会と一緒。ただ、こうした人たちには、特別に工場に来てもらって(呼んで)
十分に説明し、理解をしてもらうのが前提とのこと。
(これと同じ話は、かつて、豊中・伊丹市清掃工場の責任ある立場の人からも聞
いたことがあります。「条例でも、規則でもなく、そうなっているし、そこが一
番大事」と言っていました。)

職員の方と話していると、ケーサツがスーッと近寄って来て、明らかに耳をダン
ボにしています。お仕事とはいえ、何だなかなぁ~。

帰宅してから、PCメールを開いてみると、
何人かの方から、激励と御心配のメールが入っていました。
心より感謝いたします。

また、時間に間に合わなかったけれども、私たちが去った後にも舞洲工場に「見
に行」った方がいるようです。
くれぐれも注意を払ってください。

帰りのバスの中。運転手さんの方から「デモでもあったんですか?」。工場前に、
物々しくヘルメットを被った職員が出ていたので、そう思ったのでしょう。
先週(ガレキ搬入時?)は、機動隊の車が3台も出ていて、交通渋滞になってい
たとのことです。
私が「今日、あすと試験焼却なんです。その抗議行動です」と応じると、その運
転手さんは「500キロも600キロも離れたところから、物々しい警備で運び
こむのは、税金の無駄ですよね。渋滞までさせて。大阪市は、金がない金がないっ
て言っているのに・・」と車内マイクを通じて言っていました。
財源など細部の勘違いはあるものの、「アブナイかも知れないものを、広域処理
するのは、オカシイ!」というのはここでも常識でした。

みなさん、闘いはまだまだ続きます。
一緒に、がんばりましょう!

以上、11.29舞洲工場正門前サイレント抗議行動の 雑駁な報告でした。



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