清ら三線通信Ⅱ

　福島第1原発は冷温停止に近くなった？との報道も
あるが、今尚大量の放射性物質を吐き出している。
未だに原発建屋を覆う「棺桶」はできていないのだ。

　今、「放射線管理区域」レベルになっている福島では、
「避難（集団疎開含む）」が焦眉の課題になっている。

　そして、全国的には「震災瓦礫の焼却処分」が大きな
問題になりつつある。ただのガレキではない。
高濃度放射性物質を含むガレキだ。この放射能まみれの
ガレキを全国の焼却炉で燃やせば、それだけ全国に
放射能をまき散らすことになることがわかっているのに
それを環境省は強行しようとしている。
　許せない！　

　原発の現状を正確に知らせる報道は極めて少ない。
報道統制や自主規制があるのでは？と思うほどだ。
放射能ガレキの問題はほとんど報道が見られない。

　野田首相は新自由主義者であり増税論者であり
原発推進派でもある。だんだんと本性を現してきた。

　国民の命を守らない政治はすぐに寿命がくる。
野田さんにも早くお引き取りもらおう。

　そして、新自由主義と決別する新しい政治勢力を
作っていきたいと思うこの頃だ。