清ら三線通信Ⅱ

　三線を始めたころには、何で三線？
と周囲からよく聞かれたものだ。

　何でそんなことを聞くのかな？と思いながらも、
無視はできないので、こんな感じで答えていた。

　ところが、ここ数年この問いを受けなくなった。

　職場も変わっていないし、単に唄三線を趣味にして
いることがよく知られただけの話かもしれないが、
めんどくささがなくなり気が楽になっている。

　音楽とはおよそ無縁と思われる風貌の私
（自分でもそう思う）だが、やっと市民権を
獲得したような気持ちで、正直嬉しい。