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2010年04月24日

国鉄分割民営化1047名解雇問題

4/9に四党解決案を当事者・家族はサインした。
思えば、国鉄分割民営化は、日本の戦後の民主主義
運動をつぶす一大攻撃だった。100名に及ぶ
自殺者を出すほど熾烈なもの。

 否応なく、人間の汚い面を垣間見ることになった
攻防でもあったように思う。

 しかし、これだけは言える。
この攻撃以降、格差と貧困をもたらす新自由主義が
「謳歌」する時代に入ったことだけは確かだ。

 「権利の上にあぐらをかく」公務員労働者を引きずり
おろせば、日本が良くなるという幻想を振りまき、
多くの国民を欺いた国鉄解体。小泉改革も同根だ。
 結局は、格差と貧困を招いただけだった。

 しかも、今なお20兆円もの赤字を国民の税金で払って
いることを多くの国民自身は知らない。

 不当解雇された1047名の悔しさはいくばかりだった
だろう。解雇前からこの問題に少なからず関わった私だが
この23年間の闘いに素直に頭を垂れたいと思う。

 そして、新自由主義を終わらせるための礎になってほしいと
心からお願いしたいと思う。


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Posted by 鷹ぬ鳥 at 16:42│Comments(0)私の一言
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