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2010年03月27日

故郷お国言葉(中津方言) 形容詞編

中津方言。これも思い出す限りの形容詞をリスト。
大分方言の形容詞として有名な「よだきい
(疲れるの意味)は中津ではほとんど使わないように思う。

あらけねえ 荒っぽい 用例「あん先生の手術はあらけねえちゃ」

いびしい  大変怖い 非常に汚い 「この幽霊屋敷、いびしいちゃ」

うたちい  非常に汚い 「このトイレ、うたちい」

さみい   寒い  語尾の変化

しゃあしい うるさい めんどくさい
      「せわしい」が変化した? 「いちいちしゃあしいのー」
 この形容詞は、中津を代表するものと私は思っている。

せからしい せっかちな 煩わしい

ちゃあらん つまらない、意味がない 
   つまらない→つまらん→ちゃあらんと変化した。   
   「高校生にもなってわからんちゃ、ちゃあらんのー」

ぬくい   暖かい

はがいい  悔しい (歯痒いの変化)
      「なんで、こげんこつなっちょったか、はがいい」

ぶっそねえ 危険な 「物騒な」の変化

ふうとな  大げさな(私も知らなかった方言)

みのけな  大変な(人間的な嫌悪感をしめす)

むげねえ  可哀想(哀れむ気持ち)
      「家族みんな火事で死んじょんのじゃら、むげねえ」

おじい   怖い

 今は、どれくらるの使ってるのかな?


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Posted by 鷹ぬ鳥 at 00:09│Comments(0)故郷中津方言
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