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2014年11月01日

阪神・西岡選手の守備妨害「釈明」について

 阪神西岡選手の守備妨害について、「強豪校の選手に
ありがちなずるいプレー」と私は評価したが、西岡本人も
やはり自覚していた。

 彼がフェイスブックで「ルールを知った上で打った瞬間
ゲッツーになると思ったので、少しの可能性にかけて内側
から外側に走って行くものを、ライン上スレスレを走って
体に当たれと思いながら走ってました!僕は送球が当たる
ときに足が外側にあればいいと思って走ったので、
僕なりにルール上ギリギリのプレーはしたつもりでした!」と
書いていた。

 「体に当たれとぎりぎりのプレー」と告白している。
でも、両足ともファールラインの内側にあったから、
左手に細川捕手の投げた球が当たったわけだ。
正直に告白した彼を高く評価したい。
そして、それを判断した審判も評価したい。

 でも、2ストライクまで粘ればきっと押しだしを
とっていたし、後ろにつなぐ姿勢があれば、きっと
甲子園に帰れたはず。ゴメスでさえ、球を見極め
四球をとっているのに、「打って決めたい」という思いが
強かったんだろうなあ。

 でも、彼の次の文章は更に大いに評価したい。


「最後の最後に喜ばすことができなかった今の自分の力に
悔しさだけです。優勝できなかったのは全ての責任があります!
だから同情しなくていいです!ボロクソ言ってくれていいです!!
僕らはプロの世界で生きていて、球場に見に来てチケットや
グッズを買ってもらったおかげで給料をもらい、生きています!
だからどんな言葉でも受け止めます。僕の責任です。」

 選手は「チーム勝利で応援するファンを喜ばすことが
できるから給料をもらえている」という当たり前に事実を
彼はよく自覚している。実は、このことに気づいていない
選手が多いのだ。
 ヒーローインタビューで「ファンの皆さんの応援が力に
なりました。今後とも応援よろしくお願いします」式の
コメントが多いが、これは「ファンを喜ばして給料を
もらう」という観点が欠落している。

本来はこう言うべきだ。
「今日は勝利に貢献できて嬉しいです。そして、この勝利を
喜んでくださるファンの皆さんを見て私も嬉しいです。
これからもファンの皆さんを喜ばせるように頑張ります。」と。


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Posted by 鷹ぬ鳥 at 09:12│Comments(0)ホークス
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