清ら三線通信Ⅱ

　安倍首相は汚染水問題で世界に大嘘をいった。

「状況はコントロールされている。決して東京にダメージを
与えるようなことを許したりはしない」（9月8日・朝日新聞朝刊）

「汚染水による影響は福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメートル
範囲内で完全にブロックされている」（そんな説明今まで聞いたことない。
国民に説明せず世界に説明？湾内にブロック？海は干満の
動きも海流の動きもあるのに？規制委の説明でも毎日汚染水
３００トンが太平洋に流出している。世界は「海を核のゴミ捨て場に
している」と非難しているよ）

　「健康問題は今までも現在も将来も、まったく問題ない」とのたまわった
安部さん。（子供の甲状腺がんの多数発生はどう説明するの？全くないと
言ったことは皆さんよく覚えておきましょう！今後の追及のために）

　しかし、安倍首相はこうも続けている。
「完全に問題のないものにするために、抜本解決に向けたプログラムを
私が責任をもって決定し、すでに着手している」と。
現在着手しようかというプログラム（冷凍遮水壁等）は、
「完全に問題のないものにするため」のもの。
「完全に問題なし」の前提は「プログラムの実現」なわけだ。
プログラムが実現しなければ「完全な問題なし」など絵に描いた餅と
いうことになる。

　オリンピックの場だが、世界に大見得を切ったのだから
人類史上にいまだ経験のない福島原発収束の大事業を
やってもらいましょう！国際公約ですぞ！