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2011年09月22日

脱原発中央集会での著名人の発言

中央集会での著名人の発言を紹介する。
落合恵子さんは、「放射性廃棄物の処理能力も
持たない人間(国家)が原発を持つことの罪について語った。
「想像力」のない政治家の何と多いことか!

落合恵子さん(作家)

 私はビートルズ世代で、ジョン・レノンのイマジンも
よく聴いています。

 想像してください。子どもはどの国のどの社会に生まれか
選ぶことはできないのです。そして生まれてきた国に原発が
あってこの暴走があったことがいまの私たちの社会です。

想像してください。フクシマのそれぞれの子どもたちの今を。
そしてこの国のそれぞれの子どもたちの今を想像してください。

 スリーマイル島、チェルノブイリ、そしてフクシマ。あの原発大国
フランスでもついこの間核施設の事故があり、ほとんどの情報を
私たちが手に入れられない現実を生きています。
今度はどこで、次は誰が犠牲になるのかとそのストレスを絶え間
なく抱いて生きていくのはもういやだ。私たちはそれぞれ叫んで
いきたいと思っています。



 放射性廃棄物の処理能力も持たない人間が原発を持つことの
罪深さを私たちは叫んでいきましょう。それは、命への、
それぞれの自分自身を生きて行こうという人への国家の
犯罪なのです。容易に核兵器に変わるものを持つことを、
恒久の平和を約束した憲法を持つ国に生きる私たちは決して
許容してはならないはずです。

 想像してください。まだひらがなしか知らない小さな子どもが
夜中に突然起きて「放射能来ないで」って泣き叫ぶような社会を
これ以上続けさせてはいけないはずです。私たちはこの犯罪に
加担せず、暴力に対して私たちは非暴力を貫き、世界から原発と
核が消える私たちのゴールに向かって歩みましょう。
私たちは、あきらめません。慣れません。忘れません。歩き続けます。



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