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2011年03月19日

福島原発事故は人災

 「原発の暴走がありうる」ことを心ある科学者
や運動家たちが指摘していたのに、それを「想定外」
として原発作りを進めてきた歴代自民党政府や電力会社の
責任はとてつもなく大きい!
「想定外」は専門家の言う言葉ではない。

 地震と津波はある意味では「天災」の部類に入る。
しかし、原発暴走は間違いなく「人災」だ。

 なぜなら、今回の事故の直接的な原因は地震ではなく、
津波であったことが明確になっている。津波対策を
想定外として検討しようとしなかった関係者の責任で
あることは明確。


 しかし、そうした責任論は最悪の展開を阻止してから
議論するのが妥当だと思う。

 今、私が思うのは次の点だ。

(1)何としても原発の暴走をあらゆる手立てを
尽くして止めること。今、現場で闘う労働者、自衛隊員、
消防隊員の被曝を減らすために、派遣隊員を増やすべきである。

(2)福島原発から放出されている放射性物質を吸引、
摂取する内部被曝とそれによる将来の発がん等を
避けるために、少なくとも、放射線の影響を受けやすい
子どもたち、妊娠・出産の可能性のある女性は炉心から
300km圏外に避難すべきである。

(3)チェルノブイリ原発では今でも30㌔圏内は
立入禁止だ。30㌔圏内の住民を至急に避難させる
べきだ。

(4)そして、現在稼働している原発は順次停止→
廃炉しかない!


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