清ら三線通信Ⅱ

　優勝争い中になぜこんな話が出てくるのか？
ドラフトを迎える編成時期にあたるので、
舞台裏で話をしているのはわかるが、
表に出すのは間違いだろう。最初に感じた
正直な感想だ。

　時事通信社がすっぱ抜いた。
ニュースソースはどうやら小林至編成・育成部長の
ようだ。東大出身の左投手、引退後にメジャーでの
球団経営を学んでホークスにトラバーユした人物。

　彼は、取材に「色々な可能性を考えている」と否定は
していない。しかし、時事通信社記事には「斉藤に
育成契約を提案。斉藤保留」だけ。

　二軍の練習に参加していた和巳選手へのインタビュー
では「聞きたいことはわかるが、答えられることはない」
（毎日新聞）のコメント。

　もし、表に出したのが小林至編成部長なら、
まず斉藤選手に謝罪しなければいけない。

　支配下選手を育成契約に変えるなら一端
自由契約にすることが決まっている。
（以前、ドラゴンズでトラブルが起きたときに
選手会が申し入れ協約の変更がなされた。）

　和巳選手が怒って自由契約を望むなら
かってのダイエー社長の瀬戸山氏がいるロッテ
くらいしか拾うところはあるまい。

　しかし、和巳選手は「ホークスでの復活を望んでいる」
ことは間違いない。8月初旬のブログでも
「可能性がある限り頑張る」と意味深な言葉が
載せられていた。我々も功労者でもある和巳選手の
ホークスでの復活を心から願っている。
　両者納得の解決を望むのがファンの心だ。

　口が滑った？ニュースソースの小林至編成部長の猛省を
促したい。王元監督の強い指揮権行使を願いする。