てぃーだブログ › 清ら三線通信Ⅱ › 三線徒然草と清ら三線通信 › 「清ら三線」の意味について

2010年12月24日

「清ら三線」の意味について

 昔「三線徒然草」というブログを書いていたが忙しく
なりやめた。

 しかし、余裕が少し生まれたので名前を変更してブログを
再開した。12月で2年半となった。話題も三線だけでなく、私の
「生活全般」を書いている。そういえば、インフルエンザの
ことを書いたときはブログ友達に驚かれた。中津方言を思い起こす
のには少々時間がかかったなあ。

 <名前の由来について>

「清ら三線」の意味について書いてみる。
沖縄本島では、「うつくしい」ことを「ちゅら」という。
八重山なら「かいしゃ」だ。




 沖縄復帰の時に本土の人間がドッと押し寄せた。その時
「ちゅら」の意味が「うつくしい」の意味だということで「美」の
字をあてた。本来は、「清らかな」という意味なのだから「清ら」と
表記すべきだった。「かいしゃ」も「清しゃ」と表記すべきだった。
いつしか、「美ら」が一般化され、表面的な美しさだけの意味に
変わってしまった。と嘆いたのが海勢頭豊さんだった。
 美人を意味する「ちゅらかーぎ」の反対語は「やなかーぎ」という
のはよく知られているが、この「やな」とは実は「邪な」を意味している。
つまり、心が邪悪な人の意味になる。「やな」の反対が「ちゅら」だから、
「清ら」と表記すべきだったわけだ。

 そんな海勢頭氏の話を聞いて「清ら三線通信」と
いう名前をつけた次第。

 もう少しだけ、このブログを続けていこうと思います。


同じカテゴリー(三線徒然草と清ら三線通信)の記事

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。