センザンキ、ザンギ等、唐揚げの名称の一考察

鷹ぬ鳥

2020年10月15日 07:58


 (左が骨なし、右が骨付き 各200g 共に「ぶんごや」)

 故郷中津が「唐揚げの聖地」ということは以前から
紹介してきた。唐揚げ専門店発祥の地は宇佐の「庄助」。
そこで修行して中津で専門店を始めたのが「森山」と「細川」。
前者は現在「総本家もり山」となり、後者は「スーパー細川」と
なっている。

 そこから派生した様々な専門店が現在営業している。
中津は本当に「唐揚げ天国」なのだ。

 そこで、「唐揚げ」の呼び名について考えてみる。
北海道では「ザンギ」と言われていることは、北海道旅行で知っていた。
名前の由来をお店の人に尋ねたが?謎のままだった。
そんなとき友人の四国出身の方から、「唐揚げのことを
センザンキ」というと教えられた。

 この話しを聞いて、鳥の唐揚げの命名の由来が
わかった。中国料理では鳥の唐揚げを「エンザーキ」とか
「エンザーチ」という。京都発祥の「餃子の王将」では、前者の
名前で呼んでいる。

 エンザーチ→センザーチ→センザンキ
 エンザーキ→エンザンキ→(エンが抜けて)ザンギ

 要は語源が中国語ということで間違いない。
因みに中津では「からあげ」と普通に呼んでいる。



 

関連記事