友人の墓参り
ポプラ並木が名物の我が旧校舎。パイプ椅子に座り、放課後の一時を
友人と語り合った屋上は高校時代の一番の思い出の場所
高校時代の友人の命日に墓参りした。亡くなったことを知ったのは
亡くなってから数年後のことだった。住所も不明になり、色々と探して
お墓の場所を知ったのは
2019年1月だった。
「命日には必ずお参りする」と墓前での約束を守り、花と三線を
もって、訪れた。
この日は、私の家族の話をした。友人の家族の話も聞きたいと
思うが、それは叶わないのが悲しい。もしもお子さんが
いたとしたなら、亡くなった時はまだ子どもさんは小さかっただろうと
思う。そうだとしたら、なお悔しかっただろうと胸が痛くなる。
そんなことを思いながら、墓前で琉球民謡の「世宝(ゆたから)節」を
歌った。
真夜中どぅやしが 夢にうくされてぃよ
醒みてぃ 恋しさや 無蔵が姿
一人手枕に 明かす夜ぬ 辛さよ
無蔵が手枕に 明かちみぶさ
合掌
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